Code Cracker
C#プロジェクトにおいて、ちょっとしたパフォーマンスの向上であったり可読性の向上に役立つRoslynAnalyerです。
個人的には、DisposableのDispose漏れを警告してくれるらしいのが嬉しくて試してみたんですが……
最終更新が2018年
CodeCrackerは継続的にアップデートされているわけではなくて、なんならコアのアナライザ部分の最終更新は2018年なんですよね。
2018年と言えばまだC#は7.3、Disposeに関する話題で言うと、using変数宣言はリリースされてないし、AsyncDisposableもまだ。
というわけで、using変数宣言を書いてちゃんとDisposeしても、codeCrackerはそれをちゃんとDisposeしてるとは認めてくれません。
残念ながらこれでは個人での利用はともかくとして、そのまま例えば仕事で使うとかは厳しいですね。
Dispose漏れ検知以外にも色々検出してくれるんですが、ほとんどはRiderとか優秀なIDEの標準装備でOKだったり。
独自ルールを作成できるのが強みである以上、RoslynAnalyzerは自作できないとその恩恵に預かれるケースが大幅に減りそうです。
勉強します。